別れのサイン〜友人からの相談より
最近、高校の頃の友人から相談を受けました。
彼女が別れを決める時
10年付き合っていた同棲していた、
彼女から別れを告げられたとのこと。
理由は、無職でヒモだったので、
見限られたとのこと。
どうにも、ならなくなり、
彼は私のところに連絡をしてきました。
かつて、引き合わせたのは私だからです。
「別れの兆候(サイン)があったでしょ?」
そう聞くと、彼は何もなかったと言います。
そんなはずはないと思いました。
必ず、相手の彼女からは深いメッセージを、
彼に何度か送っていたはずです。
それに気が付かないことが、
致命的だったのです。
彼に必要だったのは、仕事をきちんとして、
将来像を彼女にハッキリと示すことでした。
彼女からのメッセージに対応していたら、
まだ、改善のチャンスはあったと思います。
昔、馴染みの店のスナックのママの、
セリフを思い出しました。
「女性ってね!我慢の限度は100%迄ならあるの。」
「けど、120%を超えた後の決断は翻らないわ。」
ちなみに、男の我慢の限度は、
もっと低いような気がします。
人生経験豊富な方からの、
納得の意見でした。
彼は、情熱を持って、
何度も説得を試みました。
もちろん、彼女の決断は翻りませんでした。
「今までのことを詫びて感謝して、
潔く見送るしかないよ。」
私が言えたことはそれだけでした。
この段階ではどうにもなりません。
明らかに、恋の終着駅にいる場面で、
見苦しい態度を取ると、
余計に相手を苦しませます。
別れを口にした後は、
時すでに遅しです。
別れに対する男の未練は、
いつも似たケースが多いです。
彼女が出す別れの兆候(サイン)を見逃してはいけません。
長く交際して安心しきっている人程、
注意しなければなりません。
失った後に相手の価値を、
再確認させられるます。
ちなみに、その友人の彼女は、
別れてから半年もしないうちに、
他の男性と結婚してしまったそうです。
気が付いてからでは手遅れになることを、
忘れないで下さいネ。